リビングのシンボルツリーとなる150cm以上の大型フェイクグリーンを導入する場合、葉以上に視線を集めるのが幹の質感です。ここで決定的な差を生むのが、幹に本物の天然木(乾燥原木)を使用しているかどうかという点です。
樹脂を流し込んで成形しただけのプラスチック幹は、樹皮のシワやうねりが規則的すぎて平坦な印象を与えがちです。これに対し、アスカ商会やPRIMAが手掛ける大型モデルの多くは、加工処理を施した本物の立ち木をベースに、アーティフィシャルの枝葉を一本ずつ職人の手作業で接ぎ木しています。幹本来のねじれや木肌のざらつきが本物であるため、全体の佇まいが劇的に引き締まります。
また、リアルさを見分けるプロの視点として重要なのが「根元(足元)の処理」です。プラスチック製の簡易鉢が露出していると一気に生活感と偽物感が出てしまいます。陶器やセメント製の鉢カバーに入れ替え、土の代わりに天然のバークチップやココヤシファイバーを敷き詰めるだけで、フェイクグリーンとしてのリアリティは飛躍的に向上します。