Q1:部屋を暗くするとスマホやテレビの画面に極小の虫が集まってきます。この虫の正体は何ですか?
A1:その多くは「キノコバエ類」または「アザミウマ類」です。これらの昆虫は強い走光性(光に向かって飛ぶ習性)を持ち、液晶画面から発せられる波長の光に誘引されます。発生源は部屋の中にある観葉植物の培養土や、網戸をすり抜けて屋外の街灯から侵入してきたケースがほとんどです。鉢土の表面を有機質から無機質(赤玉土)へ変えるか、網戸の目を細かくすることで侵入を防げます。
Q2:ペット(猫・犬)や赤ん坊がいるため殺虫剤スプレーを使いたくありません。安全に小さい虫を全滅させる方法はありますか?
A2:成虫に対しては、冷却スプレー(殺虫成分を含まず、マイナス40度の冷気で凍結させるタイプ)や、前述のUV-LED吸引式捕虫器の使用が推奨されます。また、発生源の除菌には消毒用エタノールが安全かつ極めて有効です。エタノールは揮発するためペットにも安全で、チャタテムシの餌となるカビの菌糸を破壊できます。排水口には熱湯ではなく、50〜60度程度のお湯に過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を溶かして流し込むと、塩素臭を出さずにヘドロを分解除去できます。
Q3:賃貸物件で入居直後から小さい虫が大量発生した場合、駆除費用は大家や管理会社に請求できますか?
A3:入居直後(おおむね入居から1〜2週間以内)であれば、前入居者の退去後クリーニングの不備や、床下・配管の構造的欠陥が原因である可能性が高いため、管理会社負担で業者駆除を手配してもらえるケースが多く存在します。ただし、入居から数ヶ月が経過している場合は「入居者の日常的な清掃・換気管理不足(善管注意義務違反)」と判断され、自己負担となるケースが一般的です。異常を発見した際は、虫の死骸や発生状況を写真・動画で日付入りで記録し、自力で薬剤を撒く前に速やかに管理会社へ書面またはメールで報告してください。