千と千尋の緑の顔「カシラ」の正体は?坊との入れ替わりと謎を解明

千と千尋の緑の顔「カシラ」の正体は?坊との入れ替わりと謎を解明

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劇場公開当時、小学生以下の子どもたちにとってカシラは明確な「恐怖の対象」でした。SNSやレビューサイトに寄せられた長年の声を時系列で分析すると、受容のされ方に劇的なグラデーションが見て取れます。

「子どもの頃は緑の顔がドスドス近づいてくるシーンが本当に怖くて、夢に出て飛び起きた」(30代男性・視聴者)

「大人になってから見直すと、3つ重なってドヤ顔を決めたり、銭婆の魔法で無理やり坊にされてじたばた暴れたりしている姿が妙に可愛く思えてくる」(20代女性・ファン)

近年のジブリパーク(愛知県)における展示やオフィシャルグッズ展開でも、カシラはマスコット的な人気を獲得しています。3つの頭が積み重なったぬいぐるみやプランターカバーなど、独特のキモ可愛さ(不気味さと愛嬌の融合)が若年層のカルチャーに受け入れられました。恐怖の記号から、どこか憎めないマスコットへ。四半世紀の歳月は、視聴者のカシラに対するまなざしを確実に成熟させています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。