物語が終幕を迎えた今、多くの読者が最も気にかけているのが最終決戦後の各キャラクターの生死、そして数年後の未来です。本作の結末で描かれた公式設定の真相を詳述します。
緑谷出久の個性と経歴:無個性への回帰と8年後のサプライズ
死柄木弔との精神世界にまで及ぶ極限の最終決戦において、デクは死柄木の心の防壁を破壊し、AFOの呪縛から彼を救い出すため、ワン・フォー・オール(OFA)の歴代個性をすべて譲渡・破棄しました。最後に残った残り火を使い切り、デクは完全に無個性へと戻ることになります。
雄英高校を卒業した8年後、デクは母校の雄英高校でヒーロー科の教師として教鞭を執り、次世代の育成に励んでいました。しかし、彼のヒーローとしての歩みはそこで終わりませんでした。爆豪勝己を中心としたA組の仲間たちが、海外のメリッサ・シールドや発目明の協力を仰ぎ、莫大な資金を8年間かけて共同出資。開発された「最新鋭のパワードスーツ」がオールマイトの手からデクへと贈られ、彼は再びスーツを装着した現役プロヒーローとして戦線復帰を果たすという、胸を打つ大団円を迎えました。
死柄木弔の過去と真相:救済と消滅
死柄木の肉体は最終的にAFOに完全に乗っ取られかけますが、デクの諦めない対話と内面への侵入によって自我を取り戻します。幼少期の自分(志村転弧)を受け止められた死柄木は、精神世界で「俺はお前たちのヒーローにはなれなかったが、連合のヒーローだった」と言い遺し、肉体もろとも完全に灰となって崩壊・消滅(死亡)しました。AFOもまた、全エネルギーを使い果たして完全に消滅しています。
オールマイトの現在と活動状況
アーマードオールマイトとしてAFOを足止めし、重傷を負いながらもオールマイトは奇跡的に生存しました。決戦後も健在であり、車椅子や杖を用いつつも、ヒーロー社会の復興アドバイザーや後進の育成を見守る「永遠の師」として穏やかに活動を継続しています。
ヒロアカ死亡キャラの経緯と真相
壮絶な第二次決戦および全面戦争では、惜しくも命を散らした主要キャラクターが存在します。その経緯は以下の通りです。
- トガヒミコ:重傷を負った麗日お茶子を救うため、自らの意志で個性を使い「お茶子の姿」に変身。全血液を輸血し、お茶子の命を救って静かに死亡。
- トゥワイス(分倍河原仁):超常解放戦線発足時の全面戦争において、無限増殖の脅威を危惧したホークスによって刺殺。
- ミッドナイト(香山睡):全面戦争編にて、ギガントマキアを止めるため孤軍奮闘するも、解放戦線のヴィランたちに襲撃され殉職。
- サー・ナイトアイ(佐々木印南):死穢八斎會編でオーバーホールとの交戦により致命傷を負い、デクやミリオに未来を託して死亡。
- スターアンドストライプ:死柄木との空戦において、崩壊を受け入れつつ新秩序のルールで死柄木の体動を破壊し散華。
なお、瀕死となった荼毘(轟燈矢)は、轟一家(エンデヴァー、冷、冬美、夏雄)の決死の冷却により生存。全身の壊死が進み生命維持装置につながれた状態で、家族と面会を重ねる日々を送っています。