NHKの地方局における人事異動は、毎年厳格なスケジュールに沿って進行します。アナウンサーや制作スタッフの人事異動の内示は、例年2月上旬から中旬にかけて非公式に本人へ伝えられ、その後、2月中旬から下旬にかけて東京の放送センターで新年度の全国番組担当者に関する公式発表が行われます。
地方局独自の改編やキャスター人事については、2月下旬から3月上旬の定例局長会見で正式発表されるのが通例です。視聴者が画面上で変化を実感するのは、3月最終週の番組エンディングでの挨拶(いわゆる卒業回)であり、4月第1週の月曜日から新体制へと完全移行します。
金沢局をはじめとする地方放送局は、若手から中堅アナウンサーにとって「現場取材・生中継・スタジオ進行」の実践力を総合的に磨く要所として位置づけられており、数年単位で計画的な人材循環が行われています。