SNSや御朱印収集コミュニティで交わされる生の声を集約すると、龍柄の御朱印帳を愛用する参拝者には共通する傾向が見て取れます。「直書きしていただく際、神職や書き手の方から『迫力のある素晴らしい帳面ですね』と声をかけられ、会話が弾んだ」という体験談は非常に多く、参拝時のコミュニケーションを生むツールとしても機能しています。
一方で、実用面におけるリアルな課題も指摘されています。特に顕著なのが「サイズと紙質(奉書紙)のクオリティ」に関する意見です。
「一般的な文庫本サイズ(通常判:約16×11cm)だと、書き手の方の筆遣いによっては文字が窮屈になってしまうことがある。龍の絵柄に見合うダイナミックな御朱印をいただくなら、最初から大判サイズ(約18×12cm)を選んでおくべきだった」という反省の声は、収集歴の長いベテランほど口を揃えます。
また、ネット通販で購入できる安価な製品のなかには、中の和紙が薄く「墨が裏移り(裏抜け)しやすい粗悪品」が紛れているケースも報告されています。寺社の授与品や信頼できる製本メーカーの直販品は、厚手の鳥の子紙や越前和紙を二重袋綴じにしているため、購入前に紙の仕様を必ず確認することが重要です。