プロデューサーの秋元康氏が手がけたダンス&ボーカルユニット「DiVA」での経験も、彼女の転機の一つだった。グループ内でも特に歌唱力とダンス能力に長けたメンバーで結成されたこのユニットは、アイドルソングの枠を超えた本格的な音楽性を追求していた。この時期に培われたヴォーカル表現や高度な振り付けへのアプローチが、のちに本格的なミュージカルの世界へ飛び込む自信へと直結していく。
J-POPのヒットチャートを駆け抜けた経験と、ストイックな歌唱訓練の融合。それが、彼女を単なるタレントではなく、ミュージカルの舞台で主役を張れる実力派女優へと脱皮させた原動力だった。