体操王国・日本を牽引してきたキングこと内村航平。彼が成し遂げた個人の連続金メダルという偉業の裏には、母である周子氏の型破りな指導と深い愛情が存在していた。ロンドンオリンピック、そしてリオデジャネイロオリンピックでの圧倒的なパフォーマンスは、一朝一夕で完成したものではない。
周子氏自身も体操経験者であり、幼少期の指導においては「楽しむこと」と「絶対に諦めない執念」の両立を叩き込んだ。過保護にならず、かといって放任にも走らない。自己責任感を植え付ける指導スタイルは、プレッシャーに押し潰されそうな大舞台で、彼の凄まじい集中力となって結実したのだ。