二人の関係性を語る上で決して風化しないのが、2018年4月15日に開かれた渋谷すばるの脱退会見です。異例とも言えるメンバー同席のもとで行われたあの場において、誰よりも感情を露わにし、目を真っ赤に腫らして涙を流していたのが横山裕でした。
会見時、横山裕は声を詰まらせながら「今日という日が本当に来ないでほしいと思っていました」「すばるのいない関ジャニ∞なんて想像できなかった」と胸中を吐露しました。中学生の頃に出会い、大阪の片隅で同じ釜の飯を食い、東京進出の荒波を共に乗り越えてきた相棒の旅立ちに対し、横山が見せた姿はタレントとしての計算を完全に排除した剥き出しの人間性そのものでした。
一方の渋谷すばるも、横山の落涙を正面から受け止め、一切の弁解をせず前を見据えて自身の音楽に対する覚悟を語り続けました。当時の会見場を取材したベテラン記者は「単なる円満退社のアピールではなく、長年連れ添った男同士が痛みを分かち合いながら下した魂の決断だった」と振り返ります。この瞬間に示された誠実さこそが、後々の不仲説を根底から否定する決定的な証拠となっています。