Q1:次女や三女が生まれた場合、長女のお雛様を使い回してもいいですか?
A1:本来は「一人一人の身代わり」であるため共用は避けるのが伝統的な作法です。ただし、人数分のフルセットを用意する必要はなく、次女以降には小さな木目込み親王飾り、つるし雛、名前旗などを個別に用意して「その子専用のお守り」とする形が最も選ばれています。
Q2:3月3日を過ぎてから雨が続いた場合、どのように片付ければいいですか?
A2:無理に雨天時に箱へしまう必要はありません。湿気を閉じ込めるとカビの原因になるため、お人形の顔をティッシュなどで軽く覆い、後ろ向きに立てておいて「役目を終えて休んでいる」状態にしておきます。その後、最初に訪れたカラッと晴れた乾燥した日に収納してください。
Q3:男雛と女雛の配置を左右逆に飾ってしまったら縁起が悪いでしょうか?
A3:全く問題ありません。京都を中心とする関西式(向かって右が男雛)と、全国的な関東式(向かって左が男雛)で配置ルール自体が逆になっています。どちらの並べ方であっても伝統に根ざしており、配置ミスによって災いが降りかかるようなことはありません。
Q4:人形供養に出す際、ガラスケースや台座も一緒に引き取ってもらえますか?
A4:多くの神社・寺院では、供養の対象を「人形本体・装飾品」のみに限定しており、ガラスケースや金属製のお道具類、大型の木製台座はお焚き上げができないため引き取り不可となっているケースが大半です。ケース等は自治体の不燃ごみ・粗大ごみとして処分し、人形本体のみを持ち込むのが一般的です。