博打とも言えるボーカル交代の賭けは見事に的中しました。『心の旅』は発売から徐々にチャートを駆け上がり、1973年9月10日付のオリコン週間シングルチャートでついに1位を獲得。最終的な推定累計売上は87万枚(公称100万枚)に達し、チューリップは一躍全国区のスターダムへと駆け上がりました。
以下のデータ比較表は、チューリップの代表的な名曲群のセールス規模や音楽的特徴、そして後世への影響を客観的に比較したものです。
チューリップ歴代シングル人気ランキングを振り返ると、『サボテンの花』や『青春の影』と並び、『心の旅』は常に不動のトップ争いを繰り広げています。また、1990年には俳優の吉田栄作が『心の旅』をカバーし、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得。異なる時代とアプローチでも再び首位を奪取した事実は、メロディ自体の普遍的な強度の証明と言えます。