当時、ウガンダ・トラ氏が所属していた太田プロダクションは、お笑い界・バラエティ界のトップランナーを次々と輩出していた。その中でウガンダ氏は、自らの巨漢をポジティブな武器へと変え、「デブタレント」という新たなジャンルを芸能界に確立させたパイオニアである。
それまで体型をネタにする笑いは自虐的、あるいはネガティブに捉えられがちだった。しかし、彼の明るいキャラクターと洗練されたダンスパフォーマンス、そして「カレーは飲み物」に代表される圧倒的な説得力を持つユーモアは、視聴者に爽快感すら与えたのだ。
彼が開拓したこのポジションは、その後のバラエティ番組におけるタレント像の多様化に計り知れない影響を与えた。