インターネット上の掲示板やSNS、劇場に足を運ぶ往年のファン、さらには若年層の音楽ファンの間でも、鳥羽一郎の生のパフォーマンスに対する評価は極めて高いレベルにあります。
劇場公演を鑑賞した観客のレポートやSNSの投稿を検証すると、次のようなリアルな声が多数を占めています。
「テレビでも凄いと思っていたが、生ホールで聴く『兄弟船』の第一声で鳥肌が立った。マイクを通しているのに、胸の奥底に直接響いてくるような重低音。70代半ばとは到底信じられない」(60代男性・リサイタル来場者)
「木村徹二くんのファンになって親子共演コンサートに行った。息子さんの歌の上手さにも驚いたけれど、鳥羽一郎さんがステージに出てきた瞬間の空気の締まり方、圧倒的なオーラと貫禄が異次元だった」(30代女性・音楽ファン)
「弟の山川豊さんを支えながら歌う姿を見て涙が出た。海の男の不器用な優しさが歌そのものに滲み出ている」(50代女性)
これらの声が物語るのは、年齢を理由にした衰えを感じさせるどころか、年齢を重ねたからこそ宿る人生の哀歓と凄みが、歌の説得力を一段と押し上げているという事実です。激しい波濤に揉まれて生きてきた男の佇まいは、作り物のエンターテインメントでは決して到達できない領域へと達しています。