ネット検索で「チーズ 犬 種」と入力するユーザーの多くが、ある種の都市伝説や誤解に直面します。ここでは、現場取材とファクトチェックに基づき、3つの代表的な誤解を解消しておきましょう。
誤解1:「チーズはビーグル犬として公式発表された」というデマ
検索上位の個人ブログ等で散見される「チーズ=ビーグル説」ですが、これは誤りです。垂れ耳で茶色と白のトーンが含まれること、スヌーピー(ビーグル)とシルエットの共通項があることからファンが連想した推測に過ぎず、公式からビーグルと認定された記録は過去に一度も存在しません。
誤解2:「パン工場の犬だからチーズと名付けられた」という因果関係
「チーズ」という名前から乳製品やパンの材料を連想しがちですが、命名の真の理由は別にあります。原作者のやなせ氏は「ばいきんまんが苦手なものは何か?」と考えた際、「パンにカビを生やすばいきんまんは、発酵食品の塊であるチーズが天敵ではないか」という逆転の発想から名付けたと語っています。つまり、細菌兵器に対する強力なカウンターカルチャーの象徴として名付けられた背景があるのです。
誤解3:「アニメが進んで途中で言葉を喋るようになった」という噂
映画のパラレルワールドやギャグ演出を除き、本編テレビシリーズでチーズが日本語を喋ったことはありません。山寺宏一氏が演じる「アン!」「アン・アーン!」というイントネーションの抑揚のみで台本のセリフを表現し切るスタイルは、放送35年を超えた現在も厳格に守られ続けています。