Play It, Sam」実は誰も言っていない!カサブランカ名言の衝撃の真相

Play It, Sam」実は誰も言っていない!カサブランカ名言の衝撃の真相

Play It, Sam」実は誰も言っていない!カサブランカ名言の衝撃の真相を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

誤引用が決定的に固定化された最大の転換点は、1969年のブロードウェイ舞台劇、および1972年に映画化されたウディ・アレン主演・脚本の作品『ボギー! 俺も男だ(原題: Play It Again, Sam)』の存在です。

この作品は、妻に逃ねられた冴えない映画評論家が、幻影として現れるボガートから女性を口説くテクニックを学ぶというパロディコメディです。作中には『カサブランカ』へのオマージュが散りばめられ、批評的にも興行的にも大成功を収めました。結果として、このキャッチーなタイトル自体が「ボガートの有名な名言」として再認識され、誤解が全世界へと決定的に浸透したのです。

さらに、1940年代から50年代にかけてのアメリカのラジオ番組やバラエティショーにおいて、コメディアンたちがボガートのモノマネをする際、視聴者に一瞬でシチュエーションを理解させるために「Play it again, Sam」とデフォルメして演じたことも拍車をかけました。言葉のリズム感として「Play it, Sam」よりも「Play it again, Sam」の方が語感が良く、引用符として扱いやすかったという言語学的な背景も見逃せません。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。