フェードカットを検討する際、ネット上で最も多く見受けられる誤解が「行きつけの美容室でも完璧なフェードやスキンフェードができる」という思い込みです。
美容室と理容室では、使用する器具や法的な施術範囲、得意とするカット技術が根本から異なります。
- 理容室(バーバー):理容師免許を保持しているため、カミソリ(レザー)や電気シェーバーを使用した「0mmの剃毛」が可能。フェード専用のクリッパー(バリカン)を0.1mm刻みで複数台使い分け、ミリ単位のフェードラインを叩き込む技術に特化しています。
- 美容室(ヘアサロン):ハサミを用いた毛量調整や質感作り、パーマ・カラーによるデザインを得意とします。ただし、一般的な美容用バリカンは最短でも0.8mm〜2mm程度であることが多く、カミソリによるシェービングは行えません。
ソフトなフェードやパーマとの複合スタイルであれば美容室でも対応可能ですが、「0mmスタートの本格的なスキンフェード」や「角を立たせたクラシカルなバーバースタイル」を求める場合は、バーバーショップ(理容室)を選ぶのが鉄則です。