離婚劇の最大の引き金となったのは、三田村さんの度重なる女性問題と、女優・高橋かおりさんとの不倫疑惑報道でした。中山さんは当時、テレビカメラの前で赤裸々に夫の不貞やすれ違いの苦しみを語る異例の記者会見を開き、世間に大きな衝撃を与えました。対する三田村さんも会見を開いて反論するなど、公の場での応酬は連日メディアを席巻することになります。
離婚条件において最も世間の注目を集めたのが、慰謝料と財産分与の規模です。当時、東京都世田谷区に建てられていた推定価格数億円の豪邸の所有権を中山さんに譲渡し、さらに将来の養育費や解決金を含めた総額は約3億円相当に達したと報じられました。
三田村さんは身ひとつで家を出る形を受け入れ、自らの過ちと家族への責任を金銭的・物質的な誠意として示す道を選びました。この巨額の取り決めによって、2000年に正式な離婚が成立することとなったのです。