集英社オンラインや朝日新聞によるインタビュー報道では、秋山氏が21年間で見届けた数々の市井の人々のドラマが語られています。
ある地方収録では、本番前日に恋人にフラれ、泣き腫らした目でステージに立った若い女性がいました。彼女が震える声で精一杯歌い上げた瞬間、秋山氏は祈るような思いで鐘の前に立ち、結果として鐘が2つ鳴った際も、温かな眼差しでその健闘を讃えました。また、合格の鐘が鳴っても嬉しさのあまり歌をやめない高齢女性を、スタッフが制止するなか笑顔で見守り続けたこともあります。
こうした現場での秋山氏の立ち振る舞いについて、SNSやネットコミュニティでは以下のような生の声が寄せられています。
「子供の頃、鐘が1つ鳴るのが怖かったけれど、秋山さんの表情がいつも優しくて救われていた」
「東京藝大卒のトッププロが、素人のカラオケに毎週真剣に向き合って全国を行脚していたなんて尊すぎる」
「合格の『カーンコンカンコーン』の抜けの良さは、素人には絶対に出せないプロの鳴らし方だった」
単なるテレビ番組のギミックではなく、全国各地の一般出場者が抱える人生の喜びや悲哀を全身で受け止め続けたからこそ、秋山氏は「鐘のおじさん」として唯一無二の国民的愛されキャラとなったのです。