東芝の親会社は中国企業か?買収の真相と資本関係の全貌を徹底解説

東芝の親会社は中国企業か?買収の真相と資本関係の全貌を徹底解説

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東芝という巨大企業がたどった再編の全体像を把握するためには、各事業がどの企業へ売却され、誰が親会社となっているのかを整理して把握することが不可欠です。

事業体/製品ブランド現在の親会社・主要株主買収時期・資本比率事業の実態と製造開発体制東芝本体(株式会社東芝)
インフラ・重電・IT・半導体TBJH株式会社
(日本産業パートナーズ:JIP主導連合)2023年12月
株式100%取得(非公開化)純国内資本による再建体制。エネルギー・社会インフラ事業が中核。白物家電(東芝ライフスタイル)
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器美的集団(Midea Group)
(中国・広東省)2016年6月
株式80.1%を譲渡(約514億円)神奈川・愛知拠点の開発体制を維持しつつ、Mideaの世界調達網と融合。テレビ・映像(TVS REGZA)
「REGZA」液晶・有機ELテレビ海信集団(Hisense Group)
(中国・山東省)2018年2月
株式95.0%を譲渡(約129億円)REGZAの映像処理エンジン開発陣が継続。国内トップクラスのシェアを維持。フラッシュメモリ(キオクシアHD)
旧東芝メモリ(NAND型メモリ)日米韓連合コンソーシアム
(ベインキャピタル主導)2018年6月売却
東芝本体も約4割再出資四日市・北上工場で最先端半導体を製造。米韓資本が入るが中国系ではない。

このデータが示す通り、「中国企業に買収された」のは家電分野の2つの子会社(東芝ライフスタイルおよびTVS REGZA)であり、東芝という企業母体そのものが海外企業へ買収されたわけではありません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。