「ミニにタコ」という言葉は、発生から四半世紀が経過した現在もなお、デジタル空間で若い世代によって消費され続けている。YouTubeをはじめとする各種SNSでは、当時の会見フレーズをサンプリングした音源やMAD動画、さらにはカルチャー批評としての解説動画が次々と投稿され、累計再生数は数百万回を突破している。
リアルタイムで事件を知らないZ世代やデジタルネイティブにとって、このフレーズは不祥事の言い訳という枠を超え、シュールリアリズム的なポップアイコンとして受容されている。テレビというマスメディアが絶対的な権力を持っていた時代の「異物」として、ネット世界の中で今なお生命力を保ち続けているのは極めて興味深い現象だ。