Q1:手足が氷のように冷たいのに、おでこに冷感ジェルシートを貼っても大丈夫ですか?
A1:害があるわけではありませんが、熱の上がり始め(手足が冷たい時期)は悪寒を感じているため、おでこを冷やされることを子供自身が極度に嫌がることがあります。無理に貼る必要はありません。冷感シートは熱そのものを下げる医学的効果はなく、あくまで本人が「気持ちいい」と感じる時の不快感緩和グッズです。嫌がる場合はすぐに剥がし、手足が温まるまで毛布等で保温してあげることを優先してください。
Q2:手足が冷たくガタガタ震えているときに解熱剤を飲ませてもいいですか?
A2:基本的にはおすすめできません。この段階は体温を上げようと体がフル稼働している最中であり、薬を投与しても十分な解熱効果が得られないことが多いからです。震えが止まり、手足までポカポカと温かくなって「熱が上がりきった」後、子供が熱のつらさで眠れない、水分が摂れないといった状態が見られたタイミングで使用するのが最も効果的です。
Q3:手足が温かくなってきたら、具体的にどこを保冷剤で冷やせばいいですか?
A3:首の左右両脇、脇の下、太ももの付け根(股関節のあたり)の3箇所がベストです。これらは皮膚の浅い位置に太い動脈が通っているため、効率よく血液を冷やして体温を下げる効果が期待できます。冷やす際は、凍傷を防ぐために必ず保冷剤を薄手のハンドタオルやガーゼで包み、子供が嫌がって払いのける場合は決して無理強いしないでください。
Q4:唇が紫色に見えるのですが、寒さによるものか病気によるものかどう見分けますか?
A4:悪寒による「末梢血管の収縮」の場合、部屋を暖め、布団をかけて身体が温まってくると数分から十数分で血色が戻り、ピンク色になります。一方で、温めても唇や舌、爪の根元が紫色や黒っぽい色のまま変わらない場合、あるいは呼吸がゼーゼーと苦しそうで肩で息をしている場合は、酸素が不足している危険なサイン(中枢性チアノーゼ)です。直ちに救急医療機関を受診してください。