情報が錯綜するWEB上には、現地の実情と乖離した「古い常識」が放置されているケースが散見されます。訪問前に知っておくべき3つの盲点を整理しました。
第一の誤解は、「北岸のポロピナイ 駐車場は年中いつでも快適に使える」という思い込みです。確かにポロピナイは普通車の駐車が無料であり、眼前一面に広がる湖のパノラマは唯一無二です。しかし、冬期間は併設のレストハウスが完全休業となり、周辺のアクセス道路はブラックアイスバーンが連続する危険地帯へと姿を変えます。除雪体制も中心部に比べて限定的であるため、冬に無料目当てで立ち入るのは極めて危険です。
第二の誤解は、「氷濤まつりも冬だから完全無料で停められる」という点です。前述の通り駐車場自体の入場料は冬期免除の枠組みが機能しているものの、イベント期間中は「氷濤まつり協力金(高校生以上お一人500円〜1,000円程度)」の徴収ゲートが駐車場から会場への導線上に配置されます。「駐車場代がタダだから手ぶらで済む」と誤認して小銭や電子マネーを持たずに車を降りると、受付で混乱することになります。
第三の盲点は、「混雑時は路肩に停めればよい」という安易な発想です。支笏湖を取り囲む国道453号線および道道16号線は、全区間にわたって駐停車禁止区域に指定されています。国立公園の景観保護だけでなく、大型観光バスや除雪車両の通行を妨げる重大な違反行為となり、警察による重点的な取り締まり対象となります。