学校事務は楽すぎ?暇すぎて辛い実態とやめとけと言われる真相を徹底解明の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
一口に学校事務と言っても、設置母体や校種によって学校事務の実態と評判は大きく異なります。とりわけ公立と私立の学校事務の違いや、大学事務との仕事内容の比較を把握しないまま志望すると、入職後に深刻なミスマッチを招きます。
文部科学省の公表統計や民間給与実態調査を基に、各区分の客観的データと現場実態を比較・整理したのが以下の表です。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価公立小中・高校事務地方公務員身分。平均年収約380万〜620万円。定期異動あり。小中は原則1人配置、高校は複数配置。残業時間:月平均5〜15時間程度(4月・年度末は一時的増)。身分の安定性は抜群だが、1人配置校での裁量プレッシャーと人間関係の固定化に注意。私立中高事務学校法人職員。平均年収約420万〜700万円。生徒募集や広報、寄付金管理など民間的業務も包含。残業時間:月平均15〜30時間程度(入試・学園祭時期に繁忙)。学校の経営状態に左右されやすく、土曜出勤やイベント対応を伴うケースが多数。大学事務(私立総合大)学校法人職員。平均年収約550万〜900万円以上。有名私大の幹部職では1,000万円超えの例も。残業時間:月平均20〜40時間程度(入試広報・研究支援・学務)。「学校事務の最高峰」として超高倍率。規模が大きく縦割り組織で、民間大手に近い業務量。
学校事務の年収と給与事情を俯瞰すると、公立校の場合は地方自治体の行政職給与表に準拠するため、飛び抜けた高給ではないものの、年功序列で着実に昇給していく堅実さがあります。一方、大学事務は「高年収で残業も適度」という評判から転職市場の最激戦区となっていますが、業務の専門性や折衝難易度は小中学校事務とは別次元のスキルが求められます。