大手メーカーの多くが物理端子を切り捨てていく中、独自のアプローチでオーディオファンを魅了し続けているのがソニーグループ株式会社だ。同社はウォークマンの開発で培った長年のノウハウをスマートフォンに注ぎ込み、基板設計やはんだ付けの素材に至るまで徹底した音質チューニングを貫いている。
一方で、ゲーミング市場を牽引するASUSTeK Computer Inc.(ASUS)は、処理能力と冷却性能の限界に挑みつつ、過酷なゲーム環境に耐えうる高精度な音声出力を維持している。両社に共通するのは、単なるトレンドの追従ではなく、自社プロダクトのターゲット層が何を本質的に求めているかを深く理解している点だ。効率優先のモノづくりとは一線を画すこの姿勢が、熱烈なファン層を支えている。