最も深刻な被害が懸念されるのは、山間部の農村地帯だ。アンデス特有の急峻な地形に位置する集落では、激しい揺れによって斜面が崩壊。主要国道が崩落した土砂によって分断され、救援物資を載せたトラックや緊急車両が立ち往生を余義なくされている。
さらに通信インフラの倒壊が追い打ちをかける。現地からの情報によると、基地局の損壊と停電によって広範囲で携帯電話の電波が消失。被害の全貌を把握するためのドローン捜索やヘリコプターによる状況確認が進められているが、山間部を覆う濃霧が視界を遮り、救助隊の進軍を著しく阻んでいるのが現状だ。