トレンドの発信地である東京・渋谷や代官山では、今「生フレンチクルーラー」を看板に掲げる専門店が続々とオープンしている。従来のアイシング(砂糖衣)だけでなく、自家製のピスタチオプラリネ、発酵バターのキャラメリゼ、あるいは塩麹を効かせた大人向けのカスタードなど、バラエティの豊かさは目を見張るものがある。
店内には揚げたての香ばしい香りが漂い、カウンター越しに一つひとつ丁寧に仕上げられていく。賞味期限はわずか「15分」と謳う店舗もあり、その儚さと特別感がSNSでの爆発的な拡散を後押ししている。「持ち帰りではなく、その場で食べる体験」が、都市部の若者にとって新しい贅沢の形となっているのだ。