SNSやネット掲示板上では、ビキニ選手たちの卓越したプロポーションに対して「同性から見ても憧れる」「自己規律の極致」と賞賛の声が集まる一方、「過酷な減量による無月経やホルモンバランスの崩れが心配」「ルッキズムを助長しているのではないか」といった懸念の声も少なからず存在します。
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌は一定水準の体脂肪量を必要とするため、大会出場に向けた極限の絞り込みが月経不順や骨密度の低下を引き起こすリスクは医学的にも指摘されています。近年では、競技団体側もオフシーズンの過度なリバウンド(摂食障害リスク)を防ぐための栄養セミナーを実施するなど、アスリートの長期的な健康維持に向けた取り組みを強化しています。
【プロの結論】挑戦に向いている人・慎重になるべき人の判断基準
競技としてのビキニやボディビルに挑戦するにあたり、自己の適性と心理的レジリエンス(精神的回復力)を客観的に見極めることが極めて重要です。
【挑戦に向いている人の特徴】
- 日々の食事計量やルーティンワークを苦にせず、数ヶ月単位で計画を遂行できる人
- ステージ上での審査結果(他者評価)と、自身の人間的価値を明確に切り離して考えられる人
- 大会終了後のリバースダイエット(緩やかな復食計画)まで含めて自律的に管理できる人
【慎重な検討・休養が必要な人の特徴】
- 過去に摂食障害や過度の身体醜形懸念を経験しており、数字の増減に精神が過度に左右される人
- 「痩せること」「大会で勝つこと」のみが自己肯定感の唯一の支えになってしまっている人
- 競技活動にかかる費用や時間が、日常生活や対人関係を著しく圧迫している人