便潜血検査の正しいやり方完全ガイド!失敗を防ぐ採便と保存の極意

便潜血検査の正しいやり方完全ガイド!失敗を防ぐ採便と保存の極意

これさえ読めば安心! 便潜血検査の正しいやり方完全ガイド!失敗を防ぐ採便と保存の極意の導入方法をロジカルに解説します。

便が無事に採取できた後にも、判定を狂わせる落とし穴が存在します。代表的なものが「便の採取量」と「採取後の保存温度」です。便潜血検査キット 使い方の説明書には「先端のギザギザ(溝)が埋まる程度」と記載されていますが、不安から山盛りに便をすくい取ってしまう受診者が少なくありません。

「便潜血検査 量 取りすぎ」は、一見すると検査が確実になりそうに思えますが、実際には逆効果をもたらします。容器内の保存液(緩衝液)に対して便の量が多すぎると、液体がドロドロに濁って測定機器のエラーを引き起こすほか、保存液中のヘモグロビン安定化剤が十分に機能せず、かえって正しい陽性反応が出なくなる「偽陰性」の原因となります。スティックの先端溝を便の表面に押し当て、まんべんなく数カ所を軽くこすりつけるだけで、微量の血液を検出するのに十分な検体量が確保されます。

さらに見過ごされがちなのが便潜血検査 保存方法 冷蔵庫での保管です。便の中に含まれる潜血(ヘモグロビン)はタンパク質の一種であり、熱や細菌の作用によって時間とともに急速に分解されます。室温(特に25度以上)に数日間放置すると、本来陽性であるはずの検体が陰性に変化してしまうケースが学術的にも報告されています。1本目を採取したら、付属のチャック付きポリ袋に入れ、提出直前まで必ず冷蔵庫(野菜室でも可)または冷暗所で保管してください。

採取・保管における失敗例発生するリスクと検体の状態医学的・検査基準上の評価推奨されるリカバリー策便が水たまりへ完全水没消毒剤・洗浄成分による抗原変性、血液成分の過度な流出検体失格(偽陰性リスク大)その検体は破棄し、翌日以降の別の排便で採り直すスティックに山盛りの採取保存液の希釈限界超過、検査装置のノズル詰まり・判定不能測定エラー(再検査判定)スティック先端の溝が薄く埋まる程度に留める採取後、真夏の室温に放置便中ヘモグロビンの熱変性・常在菌による急速分解感度低下(偽陰性リスク)採取直後から密封袋に入れて冷蔵庫(冷暗所)で保管同日中の朝・夕で2本採取間欠的な出血病変に対するスクリーニング精度の低下制度趣旨に反する(精度低下)必ず提出前4日以内の別々の日にちで1本ずつ採取
佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。