五橋地区のポテンシャルを高めているもう一つの要素が、近接する東北大学片平キャンパスの存在だ。歴史ある研究開発の拠点と、東北学院大学の新キャンパスが近接するこのエリアは、仙台市内でも類を見ない学術・研究の集積地となっている。
この地理的利点を生かし、大学発ベンチャーや研究開発型企業のオフィス進出が急増している。産学連携の試みが街の随所で芽吹き始め、研究者や起業家が交流するイベントも頻繁に開催されるようになった。かつて「閑静な文教地区」と呼ばれたエリアは、知財と最新ビジネスが交差するイノベーションの創出拠点へと、その姿を変えつつある。