日本テレビ放送網が誇るエンターテインメントの最高峰でありながら、本作は極めて繊細な配慮のもとで作られていた。テレビ番組制作の現場では、動物たちのストレスを最小限に抑えるため、撮影スケジュールを動物の体調や気分に合わせて柔軟に変更する「動物ファースト」が徹底されていたのだ。
従来の動物バラエティ番組に見られがちだった過剰な演出を排し、動物たちが自然に見せる表情や仕草をじっくり待つ。数日間にわたる粘り強いロケと、専門家との綿密な連携。あの温かい名場面の数々は、スタッフたちの並々ならぬ敬意と忍耐によって生み出されていた。