館内を歩いていると、どこからか低音が腹に響いてくる。4階に位置するライブハウス「BIGCAT」の音だ。収容人数800人を誇るこの大ホールは、数々のレジェンドアーティストが名演を繰り広げてきた関西の音楽シーンになくてはならない重要拠点である。
ロックバンドの熱いライブから、ヒップホップ、クラブイベントまでジャンルは多岐にわたる。かつて窪塚洋介のような個性的で尖った表現者たちがストリートのカリスマとして若者を魅了したように、今日もこのステージから新たな時代のカリスマたちが生まれている。熱気にあふれる観客の歓声とバンドのグルーヴが壁を伝ってビル全体を揺らす光景は、アメ村ならではのライブエンターテインメントの真骨頂だ。