物語のもう一人の主人公である各務原なでしことの関係は、作品における最大のハイライトです。天真爛漫で社交的ななでしこと、静寂を愛するリン。対照的な2人が出会ったことで、リンの世界は少しずつ広がりを見せていきます。
決してベッタリと依存し合うのではなく、それぞれのキャンプスタイルを尊重しながら、メッセージアプリで現地の夜景写真を送り合ったり、お互いのお土産を楽しみにしたりする「付かず離れずの距離感」が心地よい感動を与えます。
四尾連湖でのキャンプや、長野と山梨で別々の場所から同じ夜景を共有する場面など、ゆるキャン屈指の名シーンには常に2人の繊細な心の通い合いが描かれています。