フランス語の「パルフェ(Parfait)」、すなわち「完璧な」という言葉が語源となっているパフェ。19世紀後半のフランスにおいて、卵黄にシロップを加えて泡立て、生クリームを混ぜて冷やし固めた上質な洋菓子として誕生した。当時のパフェは、現在のグラススタイルではなく、皿に盛られたシックな冷菓だった。
この時代の料理界に君臨した伝説のシェフ、オーギュスト・エスコフィエもまた、冷菓の発展に決定的な影響を与えた一人だ。彼が歌手ネリー・メルバのために考案した伝説のデザート「ピーチ・メルバ」に見られるように、フルーツとアイスクリーム、甘美なソースの洗練された組み合わせは、後のパフェの進化へと受け継がれていく。