野菜の水やりにおいて、年間を通じた大原則となるのは「日の出から早朝(午前7〜8時頃まで)」のタイミングです。これには植物の生理現象が直接関係しています。
野菜は太陽の光を浴びることで光合成を始め、葉の気孔を開いて水分を蒸散させながら土中の肥料成分と水分を全身に吸い上げます。つまり、最も水分を欲しがるのは活動を開始する午前中から昼間にかけての時間帯です。このタイミングに合わせて土壌に適切な水分が存在していることで、健全な生育が促されます。
また、朝に水やりを行うと、日中の気温上昇とともに余分な水分が自然に蒸発するため、土の中が適度な湿度に保たれます。根が呼吸するための酸素スペースが確保され、健康な根毛がしっかりと張る環境が整います。