劇中に登場するオフィス「NEXT INNOVATION」の壁には、社員が自由にアイデアや目標を書き込む象徴的なスペースがあった。制作陣が当時の起業家文化やIT業界のオフィスデザインを緻密に取材して作り上げたこの空間は、若手クリエイターたちの憧れの象徴となった。
また、小栗旬が見せたスピード感溢れるプレゼンテーションシーンや、石原さとみが魅せた繊細な感情表現の応酬は、事前の徹底的な役作りが生み出した奇跡的な化学反応と言える。リアルなビジネスのスピード感と泥臭い人間模様が見事に融合したことが、本作を単なるトレンディドラマとは一線を画す傑作へと押し上げた背景にある。