閉店後の広大な敷地や空きフロアが今後どう活用されるのか。市民が最も注視しているのは、まさにこの跡地利用の行方だ。中三跡地をはじめとする一等地において、商業機能だけでなく、居住用マンション、医療施設、公共広場などを組み合わせた複合型再開発の青写真が描かれ始めている。
空きビルをリノベーションし、地元の若手起業家が個性的なカフェやセレクトショップ、コワーキングスペースを開く動きも点在し始めた。巨大資本による画一的なチェーンストアが去った跡に、津軽の食やアート、クラフトといった地域資源を再編集したマイクロビジネスが芽吹いていることは、小さくとも力強い希望だ。
街は生き物だ。形ある建物が壊され、見慣れた看板が外される瞬間は痛烈な痛みを伴う。だが、その更地から何を生み出すかという対話が生まれたとき、都市は再び息を吹き返す。変化をただ嘆くのではなく、新旧が入り混じる青森のストリートを自らの足で歩き、次の街の鼓動を確かめたい。 (出典: 青森 市 閉店(Yahoo!ニュース))
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