「認可外保育施設に預けておくと認可の選考で有利になる」という噂を耳にしたことがある保護者も多いはずです。これはいわゆる裏ワザではなく、「受託実績による調整指数の加点」として制度上明記されている正攻法の仕組みです。
札幌市では、一次募集の締切時点で、すでに有償で認可外保育施設や一時預かり事業などを一定期間以上継続して利用し、保護者が復職している実績がある場合、選考時に加点対象となるケースがあります。ただし、この戦略を実行するには以下の現実的な課題も伴います。
- 認可外保育施設の早期枠確保:人気の認可外施設は妊娠中や出産直後から予約が埋まることが珍しくない。
- 高額な初期費用の発生:認可外の保育料を自費負担しながら数カ月間実績を作るコストと体力のバランス。
- 年度途中入所の難しさ:認可外であっても途中入所枠には限りがある。
加点目的だけで無理に認可外を利用するのはリスクが伴いますが、「認可に落ちた場合の確実な預け先」を確保しておく意味で、認可外施設への事前見学・併願エントリーは極めて有効な防衛策と言えます。