吉田輝星の名が全国に轟いたのは、金足農業高等学校のエースとして挑んだ第100回全国高等学校野球選手権大会だった。彗星のごとく現れ、秋田県勢として103年ぶりの準優勝へとチームを牽引したあの夏、日本中が彼の一投一打に熱狂した。
高校時代の恩師や仲間たちとの絆は今も深く、オフシーズンには帰郷してリフレッシュを図る姿も見られる。地元関係者によれば、「高校時代から非常に真面目で、周囲への気配りを忘れない好青年。女性ファンからの人気も凄まじかったが、当時はとにかく甲子園と野球のことで頭がいっぱいだった」と振り返る。彼のブレない原点は、この高校時代に培われたものだ。