2026年現在の現場状況について、流通関係者や実際に店舗へ足を運んだユーザーの声から実態を検証すると、数年前とは異なる流通構造の変化が浮かび上がってきます。
大手ホームセンターでバックヤード管理を担当するスタッフは、次のように明かします。
「店舗から出る段ボール古紙は、リサイクル業者との間で重量ベースの売却契約を結んでいます。資源価格が高騰している影響もあり、会社全体として有価物としての管理が厳密化しました。お客様からのお声がけには可能な範囲で応じていますが、すでに圧縮機にかけてしまった後や、サイズ指定でバックヤードの奥まで探すことを求められると、安全管理上お断りせざるを得ないのが実情です」
SNSやコミュニティ掲示板における直近の口コミを検証しても、「ドラッグストアでおむつの箱を頼んだら快く裏から出してくれた」「近所の個人経営の電器店は頑丈なエアコンの箱をくれたが、大手の旗艦店では規約上NGと言われた」といったように、店舗の規模や業態によって明暗が分かれています。特に都市部の狭小店舗では保管スペースがないため即日廃棄されるケースが多く、郊外型のロードサイド店舗のほうが保管スペースに余裕があり、快諾してもらえる確率が高いという傾向が確認されています。