出雲大社は48Mの超高層神殿だった?古代の姿と発掘された巨柱の真相

出雲大社は48Mの超高層神殿だった?古代の姿と発掘された巨柱の真相

出雲大社は48Mの超高層神殿だった?古代の姿と発掘された巨柱の真相についての真相を徹底解説します。

空想と片付けられかけていた高層神殿説が決定的な事実へと転換したのは、西暦2000年(平成12年)のことでした。出雲大社の八足門(やつあしもん)前で行われた境内遺跡の発掘調査において、考古学界を揺るがす遺構が姿を現したのです。

地下から姿を現したのは、直径約1.4メートルのスギの巨木を3本束ね、直径約3メートルもの1本の極太柱に仕立てた構造でした。この柱こそ、社殿を支えていた「宇豆柱(うづばしら)」です。続いて神殿中央を支える「心御柱(しんのみばしら)」の遺構も確認され、放射性炭素年代測定や年輪年代測定の結果、鎌倉時代前半(1248年の造営)の本殿を支えていた柱であることが科学的に裏付けられました。

3本の大木を金輪(かなわ)で締め上げて1本の強固な柱にするという前代未聞の工法は、48メートルもの重量級建築を支えるための合理的な補強技術であり、古代出雲に超巨大神殿が存在した揺るぎない物証となりました。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。