利便性の面において、利用者が最も留意すべきなのが最寄り駅からの動線と駐車場問題です。
福岡市民ホールへの最寄り駅は、地下鉄空港線「天神駅」(東1b出口から徒歩約10〜12分)、または地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端駅」(徒歩約10〜12分)となります。西鉄バスを利用する場合は「市民ホール前」(旧・市民会館前)バス停が目の前であり、博多駅や天神中心部からのバスアクセスは非常に発達しています。しかし、地下鉄駅からの徒歩移動については、真夏や雨天時に「明治通り周辺から須崎公園周辺までの道のりが地味に遠く感じる」という声が現地取材でも複数聞かれました。
さらに切実なのが駐車場問題です。旧会館時代から「来客用パーキングがほぼ無く、周辺コインパーキングも瞬時に満車になる」と指摘されていましたが、新ホールにおいても一般来場者用の専用駐車場は用意されていません。関係者や障がい者用スペースを除き、公共交通機関での来場が原則です。
SNSやファンのコミュニティでも、以下のようなリアルな反応が飛び交っています。
「昭和の市民会館特有のレトロなロビーと独特の匂いが消えて寂しいけれど、新ホールのシートピッチ(足元の広さ)と音の抜けの良さに圧倒された」
「大ホール公演が重なると、終演後の天神方面行きバス待機列が激しく混雑する。天神駅まで歩いたほうが圧倒的に早いシーンも多い」
実際に現地を歩行調査したところ、那の津通りを渡る信号のタイミング次第では駅まで15分近く要する場合があるため、遠征組の新幹線・飛行機の復路時刻には余裕を持たせるのが賢明です。