2026年代に入り、事務所移籍(2026年に新会社「Co-LaVo」へ移行)などの節目を経て、神木隆之介の表現力は一段と深みを増しています。
2026年上半期のNHK連続テレビ小説『らんまん』では、植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公・槙野万太郎役を担当。朝ドラの男性単独主演という重責のなか、少年の無邪気さを残したまま生涯植物を愛し抜く男の情熱と、生活苦や時代の波に揉まれる人間の哀歓を半年間にわたって走り抜けました。ヒロイン・浜辺美波との息の合った掛け合いも絶賛され、朝の茶の間に確固たる感動を届けました。
さらに2026年秋のTBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』では、脚本家・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子のヒットメーカーチームと初タッグを結成。高度経済成長期の活気あふれる端島で真っ直ぐに生きる青年「鉄平」と、現代の新宿で虚無感を抱えて生きるホスト「玲央」という、時代も境遇も異なる一人二役を演じ分けました。視線一つ、立ち姿一つで時代の空気感を切り替える圧巻の表現は、近年のテレビドラマ界でも指折りの名演として語り継がれています。