ピアスの状態によって必要なアプローチは根本から異なります。特にホールが未完成の時期や、痛み・異常が生じている場合の判断基準を整理します。
ファーストピアスの掃除はいつから始めるべきか?
ピアスを開けてから最低1ヶ月〜6週間程度は、ファーストピアスを絶対に外してはいけません。この時期の内部は「生傷」の状態であり、皮膚のトンネル(上皮化)が作られている最中です。
この期間は、ピアフロスや綿棒での刺激は厳禁です。毎日の入浴時にシャワーのぬるま湯で流し、よく泡立てた石鹸の泡を乗せて洗い流すだけの「接触しないケア」を徹底してください。分泌液が固まって軸が癒着しそうな場合のみ、ぬるま湯でふやかした後に優しく軸を前後に数ミリ動かす程度に留めます。
ピアスホールが痛い・腫れている・膿んでいる時の緊急対処法
ホール周辺にズキズキとした痛みや赤み、熱感がある場合、あるいは黄色や緑色のドロっとした膿(うみ)が出ている場合は、細菌感染や肉芽形成が疑われます。
対処法:
1. 直ちにすべての「掃除」やフロスの使用を中止します。
2. 自己判断で市販の軟膏を塗りたくると毛穴を塞いで悪化することがあるため避けます。
3. 患部を流水で洗い流して清潔を保ち、できるだけ早く皮膚科または形成外科を受診してください。医療機関では抗生物質の処方や、ホールを維持したまま治療できるシリコンチューブへの交換などの適切な処置が行われます。