福岡・住吉神社が日本最古と呼ばれる理由と古代力士像の開運秘密

福岡・住吉神社が日本最古と呼ばれる理由と古代力士像の開運秘密

福岡・住吉神社が日本最古と呼ばれる理由と古代力士像の開運秘密にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

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住吉神社といえば大阪の住吉大社を連想する方も多いかもしれませんが、神道史や社伝を紐解くと、福岡の住吉神社こそがすべての住吉三神を祀る神社の発祥であることが分かります。『古事記』において、黄泉の国から帰還した伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が身の穢れを清めるために「禊祓」を行った地「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(あわぎはら)」こそが、かつて博多湾の入江であったこの住吉の地であると伝えられているためです。

この禊祓の瞬間に誕生した神々が、底筒男神(そこづつのおのかみ)・中筒男神(なかづつのおのかみ)・表筒男神(うわづつのおのかみ)の住吉三神です。身についた災厄を洗い流し、清らかな活力をもたらす神話的ルーツから、同社は太古より「開運除災」および航海安全の根本道場として尊崇を集めてきました。

現在の社殿は江戸時代初期の元和9年(1623年)に福岡藩初代藩主・黒田長政によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。神社建築の最古様式の一つである「住吉造(すみよしづくり)」の直線的な美しさと、朱塗りの荘厳な柱組みは、訪れる者に悠久の歴史的重みを直感させます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。