アイドルカルチャーにおいて「人気」を単一の物差しで測ることは困難です。メディアへの単独露出が多いメンバーが、必ずしもコンサート会場での動員力や個別課金売上と直結するとは限らないからです。現場における熱量、各種SNSでの拡散力、コンサート会場でのサイリウム占有率、そして公式通販の即完売状況を総合的に分析した、モーニング娘。現役メンバー人気順の最新序列を提示します。
現在グループの牽引役としてトップを走るのは、15期のエースである北川莉央です。端正なビジュアルと抜群の写真集セールスに加え、ライブでの安定した歌唱力が高く評価されています。続いて、抜群のプロポーションと持ち前のキャラクターでテレビや雑誌グラビアなど一般知名度を独占する12期の牧野真莉愛、さらに16期として卓越した自己プロデュース能力とファン対応を見せる櫻井梨央が上位に食い込んでいます。
特筆すべきは、17期メンバーである井上春華の驚異的な追い上げです。加入当初の初々しさから一転、独特のアンニュイな魅力と高い歌唱ポテンシャルが開花し、熱狂的な支持を集めています。長年グループのパフォーマンスを牽引する11期の小田さくらは、一般的な人気ランキングという枠組みを超越し、「モーニング娘。の歌姫」としての絶対的リスペクトを集める別格のポジションを確立しています。
中堅から若手へと権力構造が移行する中、15期の岡村ほまれ、山﨑愛生、そして17期の弓桁朱琴もそれぞれ独自の支持層を固めており、固定化されていた序列は今、かつてない流動性を見せています。