Q1:日本の学校のテストでは「アジア州」「ヨーロッパ州」のどちらを書けば正解ですか?
A1:日本の小・中・高校の地理テストでは、「アジア州(または西アジア)」と答えるのが確実な正解です。文部科学省の指導要領では、アナトリア半島に広がる国土の大半(約97%)を基準にアジア州として分類しています。
Q2:トルコ人は自分たちをヨーロッパ人、アジア人のどちらだと自覚していますか?
A2:世代、居住地域、信条によって大きく分かれますが、最も多い答えは「自分たちはテュルク(トルコ人)である」という独自のアイデンティティです。イスタンブールなどの大都市に住む若年層やビジネス層は「欧州の一員」という意識を持つ人が多い一方、内陸部や保守的な層は「イスラム世界・アジアの盟友」という感覚を強く抱いています。
Q3:なぜ首都は有名な大都市イスタンブールではなく、アンカラなのですか?
A3:1923年の共和国建国時、初代大統領アタテュルクが防衛上のリスクと古い帝国政治との決別を理由にアンカラへ移転させました。イスタンブールは海に面しており列強海軍の脅威に弱かったのに対し、アナトリア高原のアンカラは堅牢な要衝であり、アジア側の農村部を再建する象徴だったからです。
Q4:ヨーロッパとアジアを徒歩で歩いて渡ることはできますか?
A4:ボスポラス海峡に架かる巨大な吊り橋(15の7月死士の橋やファーティフ・スルタン・メフメト橋など)は、安全および治安上の理由から一般歩行者の通行が禁止されています。ただし、毎年秋に開催される「イスタンブールマラソン」の開催時のみ、ランナーとして歩いて海峡を渡ることができます。日常の移動手段としては、フェリーまたは海底鉄道「マルマライ」を利用するのが一般的です。