特急北斗を利用する上で、旅行者が最も警戒すべき仕様変更が「全車指定席化」です。かつてのように「自由席特急券を買って発車ホームに並べば座れる」という時代は終わりました。
自由席特急券の代わりに導入されたのが「座席未指定券」です。これは乗車列車や座席を指定せずに乗車できる特急券ですが、料金は通常指定席と完全に同額です。車内に入ると各座席上部に設置されたLEDランプ(赤・黄・緑)で着席状態が可視化されており、赤色点灯(空席)の席に一時的に座ることができます。しかし、黄色点灯(まもなく予約者が乗車)や緑色点灯(指定席発売済み)へ変化した段階で席を譲らなければならず、混雑時には落ち着いて移動できません。余計なストレスを避けるためにも、乗車前に座席指定を完了させることが鉄則です。
💡 現場取材で判明した「車窓を満喫する座席選びの黄金ルール」函館〜札幌間は進行方向によって景色が大きく異なります。絶景を楽しみたいなら座席番号の指定にこだわりましょう。
- 上り・下り共通「D席(2人掛けの窓側)」:内浦湾(噴火湾)の雄大な海岸線が長時間にわたって車窓いっぱいに広がるベストビューシート。
- 上り・下り共通「A席(2人掛けの窓側)」:大沼国定公園と勇壮な「秀峰・駒ヶ岳」の山肌を間近に拝める山側シート。