今年の出走メンバーを見渡すと、JRA所属の重賞常連組と地方各地区で頭角を現した新鋭たちの対立軸が非常にはっきりと浮かび上がる。JRA勢は前走のG1・重賞戦線で揉まれてきた圧倒的な基礎スピードを誇り、序盤からハイペースを形成することが予想される。
対する地方勢も黙ってはいない。特に地元・岩手所属馬や南関東からの遠征馬の中には、盛岡の特殊な馬場適性を見抜いて狙いすました調整を行ってきた実力馬が潜んでいる。過去の歴史を振り返っても、中央の強力な先行馬たちをマークしつつ、直線の急坂で力強く抜け出す地方の刺客が波乱を起こした例は少なくない。2026年の決戦も、単純な能力比較だけでは測れない緊迫した心理戦が展開される。