讃岐神社とかぐや姫伝説の真相!金刀比羅宮や田村神社巡り徹底解説

讃岐神社とかぐや姫伝説の真相!金刀比羅宮や田村神社巡り徹底解説

讃岐神社とかぐや姫伝説の真相!金刀比羅宮や田村神社巡り徹底解説に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

「讃岐」という名を冠しながら、奈良県北葛城郡広陵町三吉にひっそりと佇む讃岐神社(さぬきじんじゃ)。平安初期の延喜式神名帳にも名を連ねる式内社であり、その歴史と由緒を紐解くと、古代日本の壮大な民族移動と古典文学の原点に行き着きます。

社伝および『広陵町史』などの記録によると、古代に讃岐国(現在の香川県)から朝廷への貢納や竹細工技術の提供のために大和国へ移住してきた「讃岐氏(讃岐造)」が、自らの祖神を祀ったことが神社の創祀とされています。祭神には大物主命や倉稲魂命とともに、竹取物語ゆかりの神稚野比売命などが祀られています。

『竹取物語』冒頭に登場する「今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける」という一節の「さぬきの造(讃岐造)」こそ、まさにこの地に居住していた讃岐氏を指しているとされています。境内の周囲には竹林が広がり、翁がかぐや姫を見つけた「光る竹」の情景を彷彿とさせる静寂が漂っています。

現地を訪れると、派手な観光地化とは一線を画した厳かな空気に包まれます。授与所でいただける讃岐神社の御朱印には、かぐや姫の意匠があしらわれた限定印が押印されることが多く、知る人ぞ知る霊場として巡礼者が途絶えません。お守りとしても竹や姫をモチーフにした雅な授与品が用意されており、縁結びや安産、一族繁栄の祈願として篤い崇敬を集めています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。