和装の美しさは、洋装のような「足し算の立体感」ではなく、着物の直線美と襟足の抜け感による「引き算の調和」にあります。どれほど凝ったヘアアレンジであっても、浴衣の衿(えり)にかぶさってしまっては和装本来の風情を損なってしまいます。
【プロの結論】似合うスタイルを見極める「向いている人・慎重になるべき人」の判断基準
低めシニヨン・アップ風スタイルが向いている人:
・首元をすっきりと長く見せたい方
・屋外で4時間以上過ごす予定がある方
・30代〜40代以降で、落ち着いた気品ある着こなしを目指す方
・古典柄や藍染め、シックなトーンの浴衣を着用する方
ハーフアップ・変形ポニーテールに慎重になるべき人(対策が必要な人):
・首元や背中に汗をかきやすい体質の方(下ろした毛先が乱れやすいため、首元に冷却シートを当てる等の対策が必要)
・襟足の生え際が深く、髪を下ろすと着物の衿を押し広げてしまう骨格の方
・強風が予想される海沿いや河川敷の花火大会に参加する方